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書家
田坂州代
翠風墨画展出品

11/25-30「第22回翠風墨画展」に出品した自作前で記念撮影しました。

右は沈和年門下の先輩、宮村有紀さん。総合水墨画展作家部門大賞(内閣総理大臣賞)をはじめ受賞歴多数の実力者。とても気さくで親切な方です。1/26-31に自由が丘「guild」で個展をなさいます。私も観に伺うのを楽しみにしています。

田坂が描いた蟹の絵の右端の文字は「蟹よ君何を想う」その下に名と印。左端の小さな文字は 描いた時を記して「丙申晩秋」です。
「蟹」という題で出品しようとしたら、先生に、「題(タイトル)は、描いているものと付き過ぎず、離れ過ぎずに付けなさい」とご指導頂き、ちょっとかっこつけて「豊饒の海から」としてみました。

師匠の沈和年(シン・ワネン)先生は、中国や日本の伝統でありながら、残念ながら現在では以前ほど隆盛とはいいがたくなってしまった「書画一体」の美の表現スタイルを奨励していらっしゃいます。

私も元々書だけでなく絵が描けるようになったら自分の表現の世界が広がるのではないかと水墨画を習いはじめましたので、沈先生とのご縁をいただきご指導にあずかれることを心より感謝しています。

「第22回翠風墨画展」(入場無料)
2016年11月25日(金)-30日(水)
10:00-17:30(最終日は16:30まで)
多摩市民ギャラリー(川崎市多摩区登戸1775-1 多摩市民館2F)
小田急線「向ヶ丘遊園駅」北口より徒歩4分

詳細
http://shodo-tasaka.com/20161125suifukai.html

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翠風墨画展に出品の自作「豊饒の海から」前で記念撮影