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田坂州代
閑吟集 二四三

閑吟集 二四三/三一一 閑吟集243
いと物細き御腰(おんこし)に 太刀を佩き矢負い 虎豹を踏む御脚(おんあし)に 藁沓(わらぐつ)を召された 潜ればがさと鳴り候 賤が柴垣えせ物

閑吟集(全三一一首)をひとつづつアップしてます。
毎回即興にてご容赦。

中世のいきいきとした歌謡集「閑吟集」は、相手を想わずにはいられない人間の機微、人生の真髄を突くひと言、そのおおらかさについ笑みがこぼれるおちゃめで色っぽい歌まで、多様性に富んだ歌が並んでおり、書いていて楽しいです。(田坂州代)

閑吟集 二四三/三一一 閑吟集243
いと物細き御腰(おんこし)に 太刀を佩き矢負い 虎豹を踏む御脚(おんあし)に 藁沓(わらぐつ)を召された 潜ればがさと鳴り候 賤が柴垣えせ物