田坂州代は、作品提供を中心に活動しており、カルチャーセンター等での教授活動は致しておりませんが、これまで、ご要望に応じて、ブランディングやマーケティングの視点から、ビジネスに役立つ書の活用法について、講演や企業研修の講師をさせていただいております。
書は、一目でその商品、その企業、その人の魅力を伝える、シンプルで最強のツールです。書には、固有名詞を伝えると同時に、そこからお客様に感じ取ってほしい雰囲気、伝えたいイメージまで描き出し伝える機能があります。
これまで、経営者・士業の方々向けに、ロータリークラブやセミナー等にて「書のアピール力」「書によるブランディング」に関する講演をさせていただいてまいりました。講演内で、具体例を多数ご覧頂きながら、ご自身の目で見て、書のアピール力を活かさないのはもったいないと実感をもって納得していただいております。
経営者、芸能人、著者など、人から注視される立場の個人向けに「筆跡によるパーソナルブランディング」の指導も行っています。自分がどういう人物なのかを印象づけるツールとしての書の活用法です。
書には、言葉を伝えると同時に、同じ「花」という文字でも、バラなのかタンポポなのかといった雰囲気まで描き出し伝える機能があります。明るく元気な字、繊細な字、重厚で力強い字、ふんわり柔らかい字など、筆跡がその人を物語ります。逆に、筆跡を変えることで、自分を変えることもできるのです。
なりたい自分にふさわしい筆跡を身につけ、それを日々目にすることで、深層心理に良い影響を与え、なりたい自分を実現してゆきましょう。なりたい自分に近づく、そんな書の活用法をご提案しています。
プロのビジネスパーソンとして、最低限、正確で整った文字を書けることは信用の基盤です。しかし現実には、ひと世代ふた世代前に比べて、その平均的能力は減退しているのが現状です。
逆にいえば、ほんの少し適切なトレーニングをすることで、他者との差別化が図れるということでもあります。ワープロ中心の生活の中で、心の籠った手書き文字が相手に与える好印象は、むしろ以前よりも付加価値を増しているといえましょう。
企業研修では、きれいで整った書き方のノウハウにとどまらず、営業ピーアルやブランディングなど、ビジネスに役立つ手書き文字の使い方をお伝えしています。