書は「言霊」を視覚的に表現した芸術です。
古代の絵文字から始まり、長い歴史のなかで、篆書、隷書、草書、行書、楷書と様々な書体が生まれました。私、田坂もその歴史の末端とも最前線とも言える現代で、創造に挑戦する一人です。
私の場合は、書家と聞いて多くの皆様が思い浮かべる、書道教室の先生ではなく、ご依頼を頂いた作品制作を中心に活動しています。観賞用作品はもちろん、書籍、映画、舞台の題字や、企業のロゴ、商品のロゴ、社是、なども手掛けています。
ご依頼に対する作品づくり、殊に題字やロゴの場合、依頼主様が書を通してお客様に伝えたいメッセージを、全身全霊をかけて形にすることを信条にしています。同時に、自分ひとりの感覚だけで制作するのでなく、依頼主様と共に創り上げることを大切にしています。