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書家
田坂州代
ごあいさつ

書は「言霊」を視覚的に表現した芸術です。

古代の絵文字から始まり、長い歴史のなかで、篆書、隷書、草書、行書、楷書と様々な書体が生まれました。私、田坂もその歴史の末端とも最前線とも言える現代で、創造に挑戦する一人です。

私の場合は、書家と聞いて多くの皆様が思い浮かべる、書道教室の先生ではなく、ご依頼を頂いた作品制作を中心に活動しています。観賞用作品はもちろん、書籍、映画、舞台の題字や、企業のロゴ、商品のロゴ、社是、なども手掛けています。

ご依頼に対する作品づくり、殊に題字やロゴの場合、依頼主様が書を通してお客様に伝えたいメッセージを、全身全霊をかけて形にすることを信条にしています。同時に、自分ひとりの感覚だけで制作するのでなく、依頼主様と共に創り上げることを大切にしています。

書家に依頼したいと思っても、どう頼んだら良いか躊躇してしまう。金額面や、その人の書風をおしつけられるのではないかと不安を感じる、とおっしゃる方が思いのほか多いことに、逆に私は驚きました。

そうした方々に、田坂のこれまでのお仕事の事例をお目にかけることで、お客様へメッセージを届けるために恊働する、目的に応じた適切な書きぶりをご提案する「書家」もいるのだと安心してご依頼頂いております。

田坂州代

作品例