二〇一八年八月二十三日〜二十六日
劇団グスタフ公演
「一瞬を生きる君へ　知覧からの手紙」

劇団グスタフさんの公演題字を担当させていただきました。

鹿児島県の知覧特攻隊を題材にした作品です。
沖縄戦の陸軍特攻機で亡くなった千人余りの方々の半数近くが知覧から飛び立ちました。二十歳前後の若人たちの未来を奪った特攻作戦を私たちは忘れてはならないと思います。

知覧特攻平和記念会館

【観劇後の追記】
実際の上演を観に伺いました。
非常に丁寧な造りをしたお芝居で、家族やいつも顔を合わせている身近な人の身にのしかかる理不尽な悲劇として、等身大の悲しみが胸に切々とせまってきました。私はお芝居を見てもめったには泣きません。でもこの日は劇中何度もハンカチのお世話になりました。
スタッフ（題字担当）として参加させて頂いたことを有難く誇りに思います。