閑吟集 〇二六/三一一 閑吟集26 上の林に鳥が棲むやらう 花が散り候 いざさらば 鳴子を掛けて 花の鳥追はう
閑吟集(全三一一首)を毎日ひとつづつアップしてます。 毎回即興にてご容赦。
中世のいきいきとした歌謡集「閑吟集」は、相手を想わずにはいられない人間の機微、人生の真髄を突くひと言、そのおおらかさについ笑みがこぼれるおちゃめで色っぽい歌まで、多様性に富んだ歌が並んでおり、書いていて楽しいです。(田坂州代)