二〇一六年十二月七日
閑吟集 一七六/三一一 閑吟集176
山田作れば庵寝(いおね)する いつかこの田を刈り入れて 思ふ人と寝(によ)うずらう 寝にくの枕や 寝にくの庵(いお)の枕や
閑吟集(全三一一首)を毎日ひとつづつアップしてます。
毎回即興にてご容赦。
中世のいきいきとした歌謡集「閑吟集」は、相手を想わずにはいられない人間の機微、人生の真髄を突くひと言、そのおおらかさについ笑みがこぼれるおちゃめで色っぽい歌まで、多様性に富んだ歌が並んでおり、書いていて楽しいです。(田坂州代)
閑吟集 一七六/三一一 閑吟集176
山田作れば庵寝(いおね)する いつかこの田を刈り入れて 思ふ人と寝(によ)うずらう 寝にくの枕や 寝にくの庵(いお)の枕や