二〇一六年九月十三日
閑吟集 〇九一/三一一 閑吟集91
誰(た)そよお軽忽(きょうこつ) 主(ぬし)あるを 締むるは 喰ひつくは よしや戯(じゃ)るるとも 十七八の習ひよ 十七八の習ひよ そと喰ひついて給(たも)うれなう 歯形のあれば顕(あらわ)るる
閑吟集(全三一一首)を毎日ひとつづつアップしてます。
毎回即興にてご容赦。
中世のいきいきとした歌謡集「閑吟集」は、相手を想わずにはいられない人間の機微、人生の真髄を突くひと言、そのおおらかさについ笑みがこぼれるおちゃめで色っぽい歌まで、多様性に富んだ歌が並んでおり、書いていて楽しいです。(田坂州代)
閑吟集 〇九一/三一一 閑吟集91
誰(た)そよお軽忽(きょうこつ) 主(ぬし)あるを 締むるは 喰ひつくは よしや戯(じゃ)るるとも 十七八の習ひよ 十七八の習ひよ そと喰ひついて給(たも)うれなう 歯形のあれば顕(あらわ)るる