二〇一六年九月十九日
閑吟集 〇九七/三一一 閑吟集97
秋の夕べの虫の声々 風打ち吹いたやらで 淋しやなう
閑吟集(全三一一首)を毎日ひとつづつアップしてます。
毎回即興にてご容赦。
中世のいきいきとした歌謡集「閑吟集」は、相手を想わずにはいられない人間の機微、人生の真髄を突くひと言、そのおおらかさについ笑みがこぼれるおちゃめで色っぽい歌まで、多様性に富んだ歌が並んでおり、書いていて楽しいです。(田坂州代)
閑吟集 〇九七/三一一 閑吟集97
秋の夕べの虫の声々 風打ち吹いたやらで 淋しやなう