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田坂州代
閑吟集〇五二

閑吟集(全三一一首)を毎日ひとつづつアップしてます。
毎回即興にてご容赦。

中世のいきいきとした歌謡集「閑吟集」は、相手を想わずにはいられない人間の機微、人生の真髄を突くひと言、そのおおらかさについ笑みがこぼれるおちゃめで色っぽい歌まで、多様性に富んだ歌が並んでおり、書いていて楽しいです。(田坂州代)

閑吟集2-052s

閑吟集 〇五二/三一一 閑吟集52
ただ何事もかごとも 夢幻(ゆめまぼろし)や水の泡 笹の葉に置く露の間に 味気(あじき)なの世や