閑吟集(全三一一首)を毎日ひとつづつアップしてます。毎回即興にてご容赦。
中世のいきいきとした歌謡集「閑吟集」は、相手を想わずにはいられない人間の機微、人生の真髄を突くひと言、そのおおらかさについ笑みがこぼれるおちゃめで色っぽい歌まで、多様性に富んだ歌が並んでおり、書いていて楽しいです。(田坂州代)
閑吟集 〇六九/三一一 閑吟集69 待つ宵は更け行く鐘を悲しび 逢ふ夜は別れの鳥を怨む 恋ほどの重荷あらじ あら苦しや