閑吟集 二五七/三一一 閑吟集257
陸奥(みちのくに)の そめいろの宿(しゅく)の 千代鶴子が妹(おとと) 見目も好(よ)いが 形も好いが 人だに振らざ なほ好かるらう
閑吟集(全三一一首)をひとつづつアップしてます。
毎回即興にてご容赦。
中世のいきいきとした歌謡集「閑吟集」は、相手を想わずにはいられない人間の機微、人生の真髄を突くひと言、そのおおらかさについ笑みがこぼれるおちゃめで色っぽい歌まで、多様性に富んだ歌が並んでおり、書いていて楽しいです。(田坂州代)
閑吟集 二五七/三一一 閑吟集257
陸奥(みちのくに)の そめいろの宿(しゅく)の 千代鶴子が妹(おとと) 見目も好(よ)いが 形も好いが 人だに振らざ なほ好かるらう