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田坂州代
閑吟集二六四

閑吟集 二六四/三一一 閑吟集264

忍ぶこと もし顕れて人知らば 此方(こなた)は数ならぬ身 其方(そなた)の名こそ惜しけれ

 

閑吟集(全三一一首)をひとつづつアップしてます。

毎回即興にてご容赦。

中世のいきいきとした歌謡集「閑吟集」は、相手を想わずにはいられない人間の機微、人生の真髄を突くひと言、そのおおらかさについ笑みがこぼれるおちゃめで色っぽい歌まで、多様性に富んだ歌が並んでおり、書いていて楽しいです。(田坂州代)

閑吟集 二六四/三一一 閑吟集264

忍ぶこと もし顕れて人知らば 此方(こなた)は数ならぬ身 其方(そなた)の名こそ惜しけれ